2009年06月27日

寄生虫駆除のベイト散布が行われました


かわいくて観光客の方に人気のキタキツネ。
でも、キタキツネはエキノコックスという寄生虫がいるかも、ということはあまりにも有名な話です。

エキノコックスは主に野ネズミを媒介としてキタキツネに寄生し成虫となります。

キタキツネやイヌ・等の糞に混じったエキノコックスの卵を水や食物などから経口摂取することよって、人間に感染することもあるため、北海道では外遊びをしたらきれいに手洗いをする。山菜は必ず良く加熱する、沢水は生で飲まない。ということがしきりに言われてきました。また、感染しても潜伏期間は5〜10年、発症すると致死率は非常に高いそうです。潜伏期間であれば感知するため、子どもたちは決められた年齢にエキノコックス検査を行ったり、大人も無料で検査できたりと、早期発見に勤めています。

小清水町はキタキツネが多い地域です。映画「子ぎつねヘレン」も、小清水での出来事が原作(竹田津実さん原作)です。

小清水自然を語る会(オホーツクの村)が始めた、エキノコックス駆除のためのベイト(餌)散布は毎年、年に6〜7回ほど行っており、今では行政も協力する事業となりました。

0626.jpg
昨日、今年2回目の散布が行われました。上の写真は駆除剤が入った餌。薬の入ったウインナーです。駆虫剤は、ごく一般に使用されるものだそうで副作用も無いそうです。
この餌を、農道の交差する場所や堆肥場の近くに置く→キツネが食べにくる→駆虫、というわけです。
キツネの糞を採取し、エキノコックスの感染率も調査しているそうですが、毎年ベイト散布を行っている成果で、感染率は2%程。年によっては0%で、ほぼ100%に近い確率で駆虫されているようです。

今は、自然との共存のために人の手を入れていかなければならない時代です。このベイト散布により、小清水町民、観光客の方たちは安全にキタキツネと共存できるのですね。
posted by Mickey at 10:41| Comment(1) | TrackBack(0) | 自然情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント


初めまして!
遊びに来ました!
これからヨロシクお願いしま〜す<m(__)m>
Posted by ややちゃん at 2009年06月27日 11:15
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